ごはんにはどんな水が合うのでしょうか?
ご飯は基本的に毎日食べるものです。 当然、研ぐための水と、炊飯時の水も毎日使うことになります。 中にはペットボトルのミネラルウォーターを使用される方もあるようですが、我々には現実的ではありませんね。 そこで登場するのが浄水器。(浄水機とも書きます。) 手許にあるお米を最大限に美味しく戴くためには調理器具(炊飯器、鍋)選びの前に水選びが大切となります。 当サイトを立ち上げるに際して、いくつかの米屋さんのサイトを見学しました。さすがにプロですからお米の情報には目を見張るサイトがあります。 しかしながら、水を極めたと思えるサイトには出会えませんでした。当然です。米のプロであっても、水のプロではないからです。中には販売している浄水器を売るためと思える記述にも出会いました。一つの例として以下のサイトをご紹介します。お米への愛情が伝わってくるサイトです。 >>お米の太田屋 |
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毎日いただく「ご飯」は使用する水を的確に選んでおいしく食べたい。
ところが、このサイトの中に以下のような記述がありました。ご紹介しましょう。
気をつけたいのは、アルカリイオン水やミネラルを増やすなど特別な効能をうたうものです。これらは、医学的・生理的に有害なものもありますし、ミネラル量は変わらないといった結果が出ています。
アルカリイオン水を低胃酸の人が飲み続けると胃の中の酸性度の低下により消化作用が弱まってしまいます。
〈以上抜粋〉
この文章で問題となる部分は赤色アンダーラインの部分です。
まず「アルカリイオン水」。
ペットボトルのアルカリイオン水もありますが、ここに書かれているのはアルカリイオン水整水器で生成された水のことだと考えられます。このアルカリイオン水整水器で生成されるアルカリイオン水(還元水とも呼ばれる)と酸性イオン水は昭和40年に当時の厚生省に医療認可を受け、現在も効能効果が認められている唯一の機能水です。一時、国民生活センターの誤った報道により上記のような風評がたったこともありましたが、その後の追試で安全性と効能が再確認されています。
「ミネラルを増やす」ことを否定している部分も間違いです。一部の活水器とアルカリイオン水は水道水に比較し確実にミネラル分が増大します。それだけでなく、アルカリイオン水を飲用させたラットと餌にカルシウムを添加したラットの比較実験も行われており、アルカリイオン水飲用群のラットの骨の形成が良いことも医学的に実証されています。
「低胃酸の人が飲み続けると胃の中の酸性度の低下により消化作用が弱まってしまいます」これもこのような報道がなされたためアルカリイオン水協議会で検証を行った結果「胃酸の酸性度を下げることはない」ことが実証されています。
ごはん倶楽部の推奨する炊飯のための水
浄水器の選び方
水道の蛇口に取り付ける「蛇口直結型」と濾過材の詰まったタンクを別につける「据置型」がありますが、基本構造は、活性炭とマイクロフィルター(中空糸膜)を組合わせたものです。活性炭によって、残留塩素(カルキ臭)、カビ臭さ、トリハロメタン、農薬等の不順な有機物や有害な塩素を取り除く働きをし、マイクロフィルターによって、細菌やゴミ類(赤錆や金気)を分離します。 残留塩素を取り除くのだけであれば、ほとんどの浄水器で大丈夫と思います。しかし、その他の不純物を取り除くのであれば、カートリッジ(濾材)の容量が多いタイプがお勧めです。結論は、設置する場所は取りますが、活性炭容量が多くフィルターに水が接してる時間の長い、据置型の浄水器を選ぶことがポイントです。気をつけたいのは、アルカリイオン水やミネラルを増やすなど特別な効能をうたうものです。これらは、医学的・生理的に有害なものもありますし、ミネラル量は変わらないといった結果が出ています。
アルカリイオン水を低胃酸の人が飲み続けると胃の中の酸性度の低下により消化作用が弱まってしまいます。
〈以上抜粋〉
まず「アルカリイオン水」。
ペットボトルのアルカリイオン水もありますが、ここに書かれているのはアルカリイオン水整水器で生成された水のことだと考えられます。このアルカリイオン水整水器で生成されるアルカリイオン水(還元水とも呼ばれる)と酸性イオン水は昭和40年に当時の厚生省に医療認可を受け、現在も効能効果が認められている唯一の機能水です。一時、国民生活センターの誤った報道により上記のような風評がたったこともありましたが、その後の追試で安全性と効能が再確認されています。
「ミネラルを増やす」ことを否定している部分も間違いです。一部の活水器とアルカリイオン水は水道水に比較し確実にミネラル分が増大します。それだけでなく、アルカリイオン水を飲用させたラットと餌にカルシウムを添加したラットの比較実験も行われており、アルカリイオン水飲用群のラットの骨の形成が良いことも医学的に実証されています。
「低胃酸の人が飲み続けると胃の中の酸性度の低下により消化作用が弱まってしまいます」これもこのような報道がなされたためアルカリイオン水協議会で検証を行った結果「胃酸の酸性度を下げることはない」ことが実証されています。
ごはん倶楽部の推奨する炊飯のための水
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※. 電解濃度が4段階以上選択できるアルカリイオン水整水器、または還元水生成器
- 『理由』
- アルカリイオン水整水器(還元水生成器)は水道水を浄水器で濾過しただけの浄水と、浄水後電気分解で生成される8種類のイオン水の計9種類の水が生成できる。
ペーハーはpH3〜pH10の間の水が生成され、硬度も超軟水から弱硬水まで生成可能となっている。
言い換えるならばアルカリイオン水整水器(還元水生成器)を一台購入することで水道水を浄化し、9種類の水に変化させ、この9種類の水から使用するお米に一番合った水を選択できるようになる。
しかも、飲料水は厚生労働省で医療効果を認定された『身体にいい水』となるのですから。
これ以上良い方法はないとごはん倶楽部は断言します。
パールウォーター DX-7000 |
愛浄水 AIJYOUSUI TR-1 |
セルラキッス PC-320 | e-グランデ イーグランデ |
美味しいご飯を炊くために『水にも選択基準』がいくつもあります
誰もが知っている水の違いから意外と知らない事実まで。
- pH(ペーハー)。一般の水道水は中性。ミネラルウォーターのほとんどが中性〜弱アルカリ性。人体の体液は7.35前後の弱アルカリ性。
- pH(ペーハー)が高いとアルカリ性なる。アルカリ性の水は一般的に「カルシウム、マグネシウム」などのミネラルが多い。よって、右のような米用サプリは不要となる。
- 軟水と硬水と言った分け方をする場合もある。日本の多くは軟水系。沖縄などサンゴ礁の影響下にある場合は硬水系になりやすい。K+Mg=120mg/1L以上が硬水と呼ばれる。
- 一般的に炊飯は軟水の方が美味しく炊けると言われるが、「アルカリイオン水(還元水)」は別。
カルシウムなどのミネラルが増加しただけでなく、アルカリ度が上がり、還元電位が低下していることによるものと考えられている。 - pH9〜のアルカリ性電解水で炊飯すると、炊飯器の中が臭くなりにくい。黄色く変色しにくい。 一般の水道水は酸化水(+550mv以上)だが、深層井戸水はほとんど還元水(-200mv〜-700mv)。
水道水 | アルカリ水 (還元水) |
酸性水 (酸化水) |
ミネラル ウォーター | |
PH(ペーハー) | 7.0 | 11.1 | 3.0 | 8.0 |
総アルカリ度 | 28.0 | 112.0 | 4.0 | 31.0 |
Ca(カルシウム) | 31.2 | 56.1 | 6.3 | 45.1 |
Mg(マグネシウム) | 5.8 | 7.8 | 3.8 | 6.8 |
K(カリウム) | 2.5 | 4.3 | 0.7 | 4.1 |
Na(ナトリウム) | 6.0 | 7.5 | 4.5 | 6.2 |
Cl(塩素) | 23.4 | 7.1 | 39.7 | 59.1 |
溶存水素 | 0ppm | 0.53ppm | 0ppm | |
酸化還元電位 | +453En (mV) |
−283En (mV) |
+251En (mV) |
+251En (mV) |
クラスター | 117 | 58 | 108 | |
浸透圧 | 中 | 高 | 低 | 中 |
溶解力 | 中 | 高 | 低 | 中 |
熱・電気伝導 | 中 | 高 | 低 | 中 |
漂白作用 | 低 | 低 | 高 | 低 |
殺菌作用 | 中 | 高 | 高 | 低 |
水もいろいろ
上記のように水を調べるといろんな違いがあることが分かります。しかしながら一般の方にはこんな知識は不要でかもしれませんね。
「ご飯のための水」ならば、
- 臭くない水。(カルキ臭を含む異臭がない)
- 硬度が高すぎない水。
- 価格が高くない水。(お米を研ぐ時も良い水を。)
推奨炊飯器 |
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